月曜日の憂鬱な気分対策

 

連休明け、憂鬱な気持ちに襲われることはないでしょうか。元気はつらつといかなくても、だるさや憂鬱感を無くせたらいいですよね。

 

■体内時計が崩れるとだるさが倍増する

人間には体内時計があり、自然にリズムを作ってくれています。しかし、休日前に夜更かしをすると、体内時計がずれて時差ぼけのような状態になります。結果、朝起きるのが辛くなります。

例えば、普段21時に寝て6時に起きている人が、連休に0時に寝て9時に起きるリズムをつくり、日曜日に0時に起きて6時に起きると、実際には3時(-3時間)に起床した状態になります。

なのでなるべく休日も平日と同じ時間に就寝・起床を行うとよいそうです。

 

 

■仕事中に週2.5時間の運動をする

2011年、カロリンスカ研究所などが行った研究があります。デンタルケア会社で働いているサラリーマン172人を対象とした研究で、彼らを3つのグループに分け実験を行いました。

  • エクササイズグループ
  • 趣味グループ
  • 特に何もしないグループ(通常どうりに業務を行う)

 

3つのグループでは、週に2.5時間、業務の合間にそれぞれ、①運動、もしくは②趣味、③何もしない(いつものように仕事をする)を行ってもらいました。結果は、どれも生産性が変わらなかったそうです。

 

何もしないグループは、他のグループと比べると2.5時間多く業務を行っているので、生産性があがりそうですが、とくにそのような結果にはなりませんでした。ということは、少ない時間でも業務の生産性に変化が無かったため、他の二つは生産性があったということになります。

 

このなかでも一番効果があったのは①のエクササイズグループで、仕事の許容量が増える、体が健康になるなどの効果がみられました。

 

仕事中に1日30分程度好きなことをしていいという会社は別ですが、ほとんどの場合はそうではないかと思います。業務中に運動をすることが難しい場合、通勤を自転車にしてみる、夜にジムに行っていたのを時間を変えて朝にしてみるなどすると、朝の憂鬱な気分が軽くなるかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました